家を楽しむ おいしい生活タイトル4
LIFEYARD11-17

 12月も半ばにさしかかり、街はクリスマス一色(僕が住む島はそんなことないのですが)。
 パネットーネやシュトーレンなど、ヨーロッパなどでは伝統的にクリスマスのためのお菓子パンがつくられてきました。特にシュトーレンなどはクリスマスまでに毎日少しずつ切って食べながらクリスマスを待つというもの。クリスマスが彼らにとってとても待ち遠しい、特別なものなんだな~と改めて思います。

 クリスマスのためのお菓子、日本でも近年楽しむ人が増えてきていますね。そんなわけで、今回はおうちでできるちょっとリッチなお菓子パンづくりに挑戦してみましょう。

クリスマスのおやつやデザートに手作りのお菓子パンを。

 ブリオッシュという、牛乳と卵でこねる、ちょっと軽い食感に仕上がる生地をつかいます。この生地にドライフルーツやナッツ類をふんだんに練りこんで、甘くて美味しいパンをつくりましょう。

 大人味の好きな方はレーズンをラム酒に10日程度つけ込んだラムレーズンを使うと、より深い味が楽しめますよ。

【材料】
(A)
・強力粉 200g
・薄力粉 50g
・きび砂糖 大さじ2
・塩  小さじ1
・ドライイースト 小さじ1

(B)
・卵 1つ
・牛乳または豆乳 140g
・グレープシードオイル 30g

(C)
・ラムレーズン 50g
・くるみ 50g
・チョコチップ 30g
・マーマレードジャム 30g
・お好きなナッツ類(ドライフルーツで代替可)

・粉糖(あれば)

【道具】
・ボウル大
・スケッパー(あれば)
・マフィン紙型 8個
・スケール
・小鍋(フライパン)

【作り方】
①ラムレーズン、ローストしたくるみを荒みじんにきざみます

 

②Aをすべてボウルにあけ、均一になるように混ぜます。牛乳または豆乳を小鍋で30℃にあたためておき、Bのほかの材料といっしょにAのボウルに入れて、まとまる程度に混ぜます。

こんな感じです。

③CをAのボウルに入れて、全体になじむように混ぜます。

 

④生地をこね台(またはまな板)の上に取り出し、10分程度こねます。まとまりにくいのでスケッパーを使えば楽です。

 

⑤ボウルに戻し、乾燥を防ぐための濡れ布巾をかけます。室内のなるべくあたたかい場所に置いて、2~3時間(冬の場合)第一次発酵させます。こたつの中、浴室などでも。オーブンの発酵機能を使ってもOK。それらの場合もっと早く発酵します。

 

⑥生地が2倍程度にふくらんだら、指先に小麦粉をつけて生地に刺し、穴があいたら発酵完了です(自然にふさがるようならもう少し)。

 

⑦生地を台に取り出し、8等分して丸めます。

 

⑧濡れ布巾をかぶせて約10分寝かせます(ベンチタイム)。

 

⑨生地を丸めなおし、型に入れます。室内のあたたかいところに2~3時間程度置いて第二次発酵(オーブンの発酵機能を使ってもOK)。生地が十分ふくらんだらオーブンを185℃に予熱し、13分焼きます(ガスオーブンの場合。電機オーブンの場合は10~20℃高めに設定)。

 

⑩焼き上がって粗熱がとれたら粉糖をかけてでき上がり!

 

 パンの発酵は難しいと思いがちですが、やってみると案外うまくいくもの。あたたかさをキープしてあげると、ちゃんと発酵していきますよ。寒い季節なので常温ではふくらみが遅いですが、じっくり常温発酵させたパンはしっとりとしてひと味ちがいます。

 せわしない師走。今年は、心を落ち着けてスローにお菓子パンづくりを楽しむのも、いいんじゃないでしょうか。焼き上がったら、珈琲と一緒に、午後のひと時をホッと楽しみましょう。それでは、また!

information

Kitchen 313 Kamiyuge

元・横浜市民で編集者・ライター・珈琲焙煎家の宮畑周平と、料理研究家の真紀による、「おいしいもの」づくりユニット。2010年に瀬戸内海の離島・弓削島に移住、築およそ100年の古民家で暮らす。子ども3人を育てつつ、14年に自宅の蔵をリノベして工房にし、そこを拠点に活動中。

〒794-2503 愛媛県越智郡上島町弓削上弓削313 (Google Map)
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