家を楽しむ おいしい生活タイトル4
Lifeyard_10-20

 「芝居・こんにゃく・芋・南京――」昔からさつまいもは女性の好きなもののひとつと言われているようです。さつまいもが日本本土に入ってきたのは江戸時代。当時は飢饉を救う作物として栽培されていた一方で、その甘みはやはり人々の心を魅了していたんですね。
 今回はその秋の味覚の代表格・さつまいもに一手間加えて、ちょっとおしゃれなスイーツに仕上げてみましょう。

おいしいコーヒーと一緒に。午後のぜいたくなひととき。

プチ・さつまいモンブランの作り方

【材料】
さつまいもペースト
・さつまいも 250g
・生クリーム 100ml
・クッキー 8枚
—————–
トッピング
・さつまいも 小
・水 250ml
・砂糖 大さじ3
・レモン 薄切り1切
・粉糖(あれば) 少々
・黒ごま(あれば) 少々

【作り方】
①まず、トッピング用の甘露煮をつくります。さつまいも(小)を厚さ6~7mmの輪切りに。

 

②水250ccに砂糖を溶かし、レモンの輪切りを入れてさつまいもを煮込みます。串で刺して火が通っていたらOK。この煮汁もあとで使うので捨てないでください。写真ではきび砂糖を使っているので、煮汁に色がついています。

 

③さつまいもをオーブンでほくほくに焼きます。この時点で美味しそう…(笑) さつまいもは内部温度60度くらいになるように遠赤外線でじっくり焼くと、含まれる酵素の働きで甘みが増すとか。石焼き芋が甘いのはそのせいだそうですね。

 

④オーブンがない方はさつまいもをある程度の大きさに切って、レンジでチンしましょう。

 

⑤裏ごしします。網のメッシュは細かいほうが口当たりがよくなります。

 

⑥裏ごしできたら生クリームを入れて混ぜます。少量ずつ混ぜながら入れていくと、均一に仕上げられます。固ければ牛乳を適量入れることで固さ調整もできます。

 

⑥生クリームのホイップも準備しましょう。泡立て器で混ぜて7分立てに。

 

⑦100均で簡単な絞り器が買える時代になりました。袋の先を切って絞り金をセット。先にこうやってしっかり絞り込んでおくと、すきまからはみ出てきにくくなります。

 

⑧生クリームと…

 

⑨さつまいもペーストを絞り器にセット。

 

⑩先ほどの甘露煮の煮汁をクッキーに塗ります。こうすることでクッキーが適度にしっとりし、食べやすくなります。

 

⑪香り付けに、小さじ一杯程度のラム酒を煮汁に混ぜるとなかなかイケますよ。オトナの方はぜひ。

 

⑫さて、クッキーに生クリームを絞ります。100円玉くらいの大きさで、絞りすぎないように。

 

⑬その上からさつまいもペーストを絞っていきます。生クリームに巻きつけるように。

カワイイでしょ(笑)

⑭粉糖を半分だけかけるとより表情がつきます。

 

⑮その上にさつまいもの甘露煮をトッピングし、仕上げに黒ごまをまぶしてできあがり!

 本来のモンブランは栗ペーストを使いますが、栗の加工はけっこう大変。市販のペーストを使ってもいいんですけど、やっぱり子どもたちには中身のわかるものを食べさせたいですよね。というわけで今回さつまいもを使いました。最近は「安納芋」や「鳴門金時」といった、甘みの強い品種も身近になってきましたので、これらでつくっても面白いですね。同じようにかぼちゃも使えます。
 これからより深まっていく秋。美味しいものを食べて、楽しく過ごしたいですね。では、また次回お会いしましょう!

 <参考>本格的なモンブラン用口金はコチラ

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Kitchen 313 Kamiyuge

元・横浜市民で編集者・ライター・珈琲焙煎家の宮畑周平と、料理研究家の真紀による、「おいしいもの」づくりユニット。2010年に瀬戸内海の離島・弓削島に移住、築およそ100年の古民家で暮らす。子ども3人を育てつつ、14年に自宅の蔵をリノベして工房にし、そこを拠点に活動中。

〒794-2503 愛媛県越智郡上島町弓削上弓削313 (Google Map)
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