街を楽しむ おでかけ
odekake009-23

 『週末おでかけスポット』第9回は、戸塚区の『舞岡公園』です!
 舞岡公園だけでも広さは28万5,000㎡、隣接する舞岡ふるさとの森と合わせると、市内でも有数の大きさを誇る森林帯・緑地帯になります。茅葺き屋根の古民家や水田など、日本の原風景が広がっていて、農業文化や伝統文化などを体験できる企画が催されています。豊かな森林はカブトムシがよく捕れることで知られており、読者の方の中にもお子さんを連れて行ったことがある!という方もいらっしゃるかもしれません。

 地図はこちら↓

 それではさっそく行ってみましょう!

横浜市営地下鉄ブルーライン・舞岡駅

駅を出てすぐ目にするのがこちらの農産物直売所。

舞岡公園の東側には「小川アメニティ」と呼ばれる散策路が整備されています。

 舞岡公園への入り方は複数あるのですが、今回は公園東側に沿って伸びる散策路「小川アメニティ」を進み、公園の南北の中間あたりから園内に入ります。(公園の南北、と言いましたが、正確には北側は「舞岡ふるさとの森」と呼ばれる区域です。南側が舞岡公園。ただしその境界ははっきりとは分かりにくく、今回はまとめて舞岡公園と書いています。)

このあたりでは田んぼや畑も多く見られます。

 駅から小川アメニティを南下すると、まず見えてくるのがこちら。

 舞岡八幡宮。「舞岡」の地名は西暦1,302年頃に、この地で白い旗が空を舞うという奇瑞(きずい。めでたいことの前兆。)が起こったことに由来するそうで、その際に石清水八幡宮に勧請(かんじょう。分霊を迎えること。)して建てられたのがこの舞岡八幡宮だそうです。お祭りの際には氏子の方や地元の人々で賑わいます。

舞岡八幡宮社殿。

 さらに南へ進んで行きましょう。

小川アメニティの脇に流れるのは舞岡川。まさにこのあたりが源流域になっています。

養豚場も見えます。横浜も昔は色んなところに牛舎や養鶏場があった気がします。懐かしい景色ですね。

丘の上に見えるのは舞岡高校。某有名人気俳優の出身校として知っている方も多いのでは!?

 さて、しばらく歩くと次に見えてくるスポットがこちら。

 「瓜久保の家」(逆光で見えづらいですが)。エリア内には水田やカッパの池などがあります。

昔懐かしい日本家屋(休憩所として利用されています)。裸電球が時代を感じさせますね。

池へと続く道。道の先には相撲をとる?ちょっとシュールな2匹のカッパの銅像があります。

田んぼの脇には様々なキャラクターが描かれたカカシが。こちらはデューク東郷・・(笑)

 瓜久保を後にし、古民家などが見学できる「小谷戸(こやと)の里」へ向かいます。

途中の道で美しい花を発見。あの花は・・

コスモスですね。青空に映えてとっても綺麗でした。

黄金に輝く田んぼ。時間がゆったり流れていて、ここが横浜であることを一瞬忘れそうになります。

小谷戸の里入口に到着!

 「小谷戸の里」は、茅葺き屋根の古民家を中心に、昔の農具が置かれた納屋や作業棟、物産コーナー、情報コーナー、広場などで構成されたエリアです。田植えや稲刈りなどの農文化をはじめ、七夕や節分、年末の障子貼りといった季節ごとの行事など、日本の古き良き文化を体験できる様々な催しを行っています。

茅が干されていたり、切った丸太が並べていたり。古民家で実際に使用されます。

ボランティアの方が製作した物産を販売するコーナー。コマや草履が売られています。

 物産コーナーの前を通り過ぎるとぱっと開けた大きな空間があり、そこに現れるのが、こちら。

 古民家「旧金子家住宅主屋」。この古民家は、もともと戸塚区品濃町にあったものを1995年にこの地に移築したもので、明治後期の建築と考えられています。同年に横浜市の歴史的建造物にも指定されました。8畳の部屋を田の字の形に4つつなげた「整形四間取り」と呼ばれる間取りで、戸や障子を外せば32畳の大空間にすることができます。

とうもろこしを干しています。日本の田舎を想い起こさせる懐かしい光景。

タイムスリップしたかのような不思議な感覚に包まれます。

当時の人たちはこんな急な階段を登っていたんですね。

囲炉裏。この反対側にはかまどもあり、実際に火も付いていました。

主屋の隣には納屋があり、古い農具がたくさん置かれています。

歴史の教科書に出てきましたね!さて問題です!この道具の名前は何でしょう?正解は記事の最後で。

 さて、小谷戸の里を後にして公園の南側出口へ向かいます。

小学生が大勢で耕作体験をしていました。社会の授業でしょうか。

ばらの丸の丘

この日は天気に恵まれ、青空と緑のコントラストがとても美しかったです。

そろそろ公園の南側の出口に近づいてきました。この先にあるのは・・

もみじ休憩所。奥には広場が広がっています。

取材は10月初旬でしたが、少しだけ紅く色づいてきていました。見頃を迎える頃はきっとすごく綺麗でしょうね!

ようやく南側出口に到着!

公園の南側には駐車場と管理事務所があります。この通りをまっすぐ行くとバス通りに出ます。

 さて、いかがでしたでしょうか!?
 ちなみに先ほどのクイズの答えは「唐箕(とうみ)」でした!皆さんお分かりになりましたでしたでしょうか!?
 この舞岡公園。迷子になりそうなほど広大で、公園の中の道なども人の手が入り過ぎていないために少し分かりづらいところがあるのですが、古民家や田んぼを中心に、「古き良き日本の風景」が感じられる場所として、市内ではとても貴重なスポットかもしれません。

 小谷戸の里」や舞岡ふるさと村 虹の家」では農文化体験や自然観察などの催しも行っているので、リンクからぜひ詳しい情報をご覧頂ければと思います。

 それでは「週末おでかけスポット」第9回はここまで。次回をお楽しみに!

information

舞岡公園

〒244-0813 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町1764 (Google Map)
交通:横浜市営地下鉄「舞岡駅」徒歩25分
料金:入場無料(駐車場は有料)
入場:原則として日の出から日没まで

小谷戸の里
休館:毎月第1・3月曜(祝日の場合翌火曜)、12/29〜1/3
営業:9:00〜17:00


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