街を楽しむ 横浜夜景散歩タイトル
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横浜の夜景に深みを与える3つの塔

「横浜夜景散歩」第10回は、「キング・クイーン・ジャック」の愛称で親しまれる3つの塔をご紹介します。
 横浜の夜景を語る上で外せないこの3塔は総称として「横浜三塔」と呼ばれています。
 みなとみらいやベイブリッジといった現代に出来た建築物のキラキラした夜景ももちろん素敵ですが、それだけでなく、歴史の重みを感じさせる重厚な建物のライトアップが合間合間に見えることも、横浜の夜景が輝いて見える理由の1つと言えるのではないでしょうか?

神奈川県庁本庁舎、愛称「キング」

 最初にご紹介するのは「キング」の愛称で親しまれている神奈川県庁本庁舎

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 この神奈川県庁本庁舎は、関東大震災で旧庁舎が焼失した後、新たに設計され、1928年に完成したものです。昭和初期に日本で流行した和洋折衷の帝冠様式の代表的な建物の1つで、威厳あふれる荘厳な佇まいが特徴的です。(ちなみに県庁のHPでは旧帝国ホテルを設計した近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの影響によるライト様式としています)。ちなみにここの3階の大会議場では結婚式も挙げられるそうですよ!(※2016年1月以降は一時休止予定)

横浜税関本関、愛称「クイーン」

 次にご紹介するのは「クイーン」の愛称で親しまれている横浜税関本関

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 三塔の中で最も海側の建物。横浜税関の歴史は非常に古く、1858年の日米修好通商条約とその翌年の横浜開港にまで遡ります。こちらもキングと同じく関東大震災によって旧庁舎が焼失し、新たに再建されたもので、1934年に完成しました。横浜の玄関口に建てられる建物ということで、完成当時は横浜で最も高い建物だったそうです。

横浜市開港記念会館、愛称「ジャック」

 最後にご紹介するのは「ジャック」の愛称で親しまれている横浜市開港記念会館

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 1909年の横浜開港50周年事業として建設が始まり、1917年に完成。こちらも関東大震災で焼失してしまい、1927年に原形を復元する形で再建されました。こちらは他の二塔と異なり、市民に広く利用される目的で建てられたもので、現在も中区の公会堂として会合や演奏会、その他の用途で利用されています。内部のステンドグラスは焼失前の素材と意匠をそのままに復元されたもので、日本のステンドグラスの歴史上、非常に価値の高い作品と言われています。

塔同士の競演

 それぞれの塔の単独の夜景をご覧頂きましたが、塔同士による夜景の競演もまた見物です。
 キングとクイーンは象の鼻パークから綺麗に並んだ姿を見ることができ、ジャックもその付近から少しだけ姿を覗かせてくれます。3塔が同時に見られるスポットとしては、大さん橋が挙げられるでしょう。

 では塔同士の夜景の競演の写真を幾つかご覧頂きたいと思います。

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 象の鼻パークの大さん橋寄りからの一枚。左にキング、右にクイーン。黄色のライトアップで色味も統一されていて、非常に目を引きますね。

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 同じく象の鼻パークの赤レンガ倉庫側からの一枚。ライトアップされたスロープの伸びる先にキングとクイーン。ランドスケープデザインと照明演出が絶妙ですね!本当に綺麗です。

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 こちらは大さん橋屋上からの眺め。右側にキングと、小さくジャックも見えます。この写真では切れてしまっているのですがこの右にはクイーンも見える・・はずです。

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 こちらは象の鼻パークの出口付近、税関寄りから撮影した一枚。左にキング、中央右寄りに小さくジャック(かろうじて)、そして右には・・隣のビルのガラスに反射するクイーン!ギリギリ3塔の競演!ということで。。もう少しアングルを右にすればクイーンも収まったのですが・・。

 さて、いかがでしたでしょうか?
 3塔が綺麗に収まった写真をお届けできないのがちょっと残念ですが、撮影ができた際はFacebookなどでお届けしますので、楽しみにして頂けたらと思います!
 それでは「横浜夜景散歩」第10回はここまで。
 次回をお楽しみに!

information

キング・クイーン・ジャック

神奈川県庁本庁舎【キング】
〒231-8588 神奈川県横浜市中区日本大通1 (Google Map)

横浜税関本関【クイーン】
〒231-8401 神奈川県横浜市中区海岸通1-1 (Google Map)

横浜市開港記念会館【ジャック】
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町1-6 (Google Map)

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