家を楽しむ おいしい生活タイトル4
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「What you eat is what you are(あなた自身はあなたが食べたものである)」というような言葉もあるように、「食べること」は命そのもの。食べ物を通じて生活を豊かにするということは、あなた自身を豊かにすることでもあるのです。身の回りにあるものに少しだけ手を加えることで、カラダが喜ぶ、おいしい生活をつくりましょう。記念すべき第一回は「保存食づくり」に挑戦です!

冷蔵・冷凍技術が発達しておらず、年中食べ物が手に入るわけではなかった時代、保存食はまさに生き残るための技術でした。しかし今日ではもう少し気軽に保存食のおいしさ――熟成した味のまろやかさだけではなく、その時間とともに変化していく味も楽しむことができます。今回はそんな保存食の中から、「塩レモン」と「ラム酒漬け」のつくり方をご紹介します。

超簡単!超おいしい!塩レモン

もともとはモロッコあたりの調味料。近年いろんなメディアで紹介されてかなりメジャーになりました。塩レモンという名前がついてますが、レモンの塩漬けというのが正しい印象。

塩レモンの魅力はなんと言っても、その丸くなった酸味のおいしさと、簡単すぎるつくり方にあると思います。なにしろ、ざくざく切ったレモンに塩を加えて、ビンで1ヶ月寝かせて終わり。途中、2~3日おきにビンを逆さにして、レモンから出てきた水分を混ぜる程度。1ヶ月ぐらい経てば肉料理や魚料理、ドレッシングの材料、パスタなどにも幅広く使えます。ナマのときは苦かった果皮も、熟成すればあら不思議。苦みが抜けてとってもまろやかな風味になります。

レモンは、できれば国産のほうがベター。
輸入レモンは農薬をはじめ防腐剤やワックスなどがふんだんに使われている可能性が高く、皮ごと食べる塩レモンにはお勧めしません。

【つくり方】

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①材料はきわめてシンプル。レモンと塩だけです。レモンの重量に対して塩は10%ほどがいいと思います。

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②レモンを切ります。

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③塩を加えます。

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④3日もすればこのように水が出てきますので、2~3日に1回は逆さにしたりして全体を馴染ませましょう。

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⑤これは2ヶ月ほど経ったもの。液体もとろみがついています。

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⑥刻んだ塩レモンと水菜を合えたもの、鶏ハムをはさんだフォカッチャ・サンドをつくってみました。美味!

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